波動調整の7回目です。
私達の醸し出す波動には、怒りのような汚い「粗雑な波動」と、愛や感謝というような清い「精妙な波動」があり、私達は極力、荒い波動ではなく、なるべく美しい「精妙な波動」を多く出すように努めていきましょう!とこれまで書いてきました。
その為の方法として、「心のデトックス」、「自分を愛すること」、そして前回は「言葉の波動」についてと、色々課題を提示してきましたが、心友の皆さんの修行は進んでいますでしょうか・・・。
今回は、「言葉編(2)」です。

その前に少し余談を・・・、
先週、恵里ちゃんが治療に来てくれました。
彼女とは、いつも治療中色々と深い話?が出来て面白いのですが・・・、恵里ちゃんも色々なことをやっているらしく、今回は「チャクラ(体にある7つのエネルギーセンター)が、開いちゃったらどうなるのかなあ?」なんて・・・医学博士になるような人とそんなマニアックな会話をしていたのですが(ハハッ)・・・、でも私達は決してそんな浮世離れした不思議な世界を求めているのではないということも、キチッと確認し合っています。
チャクラが開いたら、「閉じていた一部が目出度く開いた」という、ただそれだけのこと。開いたからといって、人間には違いないのだから・・・と、そんな感じで笑いあっていました。
その話に関連して、今日は少し「超能力」や「霊能力」ということについて、私の考えを書いておきたいと思います。
その世界に関しては、私達のように興味半分、面白半分くらいの程度なら良いけれど・・・、例えば「超能力」・・・ちょっと極端な話になりますが、昔あった、空中浮揚の修行といって床から10センチくらい、それも一瞬浮いた?とか・・・、また気功の達人で、寝た状態でダンプにお腹を轢かせたり、鉄パイプを喉に当てて曲げたりしているのを以前テレビで見たことがありますが、それが何の役に立つのでしょうか?
人間の能力は、努力すればそこまで鍛えることが出来るのか!ということで、すごいなあとは思いますが、見世物になるだけで、そんなに世の中に役立つ能力でもなさそうです。またそういう人はエネルギーを使い過ぎたせいか、あまり長生きしていないと聞いたこともあり・・・、まあ色々な人がいて面白いですが、人それぞれの生き方なのでしょう。
(注・・・気功法は素晴らしいし、私も日々行っています。決してその方法を批判しているわけではありませんので誤解なきようお願いします。)
「霊能力者」も、千差万別で色々な方がいらっしゃいますが、数ある霊能者の中で、今回の大震災を予言した人は皆無だというレベルも知っておくべきです。とにかく目に見えない世界ゆえに、言いたい放題、言った者勝ちという感じです。そしてその霊能力を操る人のとても危険に思う点は、その見えない世界をだしに、人の弱みにつけ込んで我々を恐れさせたり、恐怖心を煽ったりすることです。そして、救われたかったら、この壺を○○○万円で・・・と。
かく言う私も、それらの能力に関して、少しでも治療する特殊能力が高められたらと、超能力的な念力や、霊能力のスゴイといわれる師を求めては、それこそ若いうちはアチコチ、遠くの飛騨の山奥までへも会いに出かけ、良かったり、最悪だったりと様々なことを学び・・・、そんなこんなでホンモノもニセモノも沢山見てきて、さんざんだまされもしてきました。(いまだにそういう傾向が多少ありますが)、最近は、ある教えをきっかけに、「な~んだ、そういうことか!」と気づき、今はたとえどんなにスゴイ人?と出会っても、あまりびっくりすることもなく、普通の現象くらいにとらえられる余裕が出来てきました。
勿論、世の中には素晴らしい人も沢山いると思いますし、本物といわれるような人をみつけて教えて頂くことはとても大切だと思いますが、たとえ本物でも、あまり信奉し過ぎたり、のめり込み過ぎるのもどうかと思います。少し距離を置いて冷静に見ていた方が、距離感として丁度良いようにも思います。対等の人間なのですから・・・。でもそれ以上に、言葉巧みなニセモノやインチキの方が多いと思いますので、皆さん気をつけましょうね!
(つい先日、中国から気功法の第76代だったか?を継承する宗家という方が日本にいらしたので渋谷まで会いに行ってきました。さすがなかなかの人物で面白かったです。 ハハハ)
以上、私の勝手な考えを述べてきましたが、
話を最初に戻すと、顧問の恵里ちゃんとそんなチャクラの話を楽しくしながらも、私達が求めているのは、そういう特別な能力の開発ではなく、ただ「健康的な良い波動を作り、出し続けていきましょう!」と訴えているだけだということを確認し合ったのでした。
この「波動調整の方法」が、皆さんにとって良き「健康」や「幸せ」の一つのアプローチ法になったら、どんなに良いかと思って書いているのです。
ただその努力の継続の途中で、もし閉じていた能力が、少しでも開花したとしたら、それはきっとその人の最高の宝物となるでしょうし、ステキなことだとも思います。が、ただそれだけのことです(それはきっとその人のDNAに組み込まれていたスイッチの一つがONになったのでしょう)。
とにかく私達は、開かなければそれはそれでOKだし、そこを目的としているのではないので、変な特殊能力をムリに求めたり、あせったりせず、ただ淡々と楽しく、余裕を持って「美しい良い波動作りを続けていきましょう」と・・・改めて恵里ちゃんとそんな話をしていたので、今回そのことをここに書いてみました。
なんか、まとまらない話になってしまいましたが、まあ、いっか。
そういうことです。(ヘヘッ)
でも、20年前も同じようなことを書いている気がする。
進歩してしていないんですねえ・・・。(トホッ)

で、やっと「言葉編(2)」です。
自分の気に入った「力強い言葉」をブツブツ口に出して言うことを、
「アファーメーション」と言ったりします。
たとえば、次のような有名な「言霊(ことだま)」を繰り返し言うと良いようです。
「私は毎日あらゆる面でますます良くなる」
(エミール・クーエ博士)
「ケチな根性はいけない イヤなことはさけないで ヨイことはする」
(和田重正先生 “人生の宝庫を開く 3つの鍵”)
「大丈夫 安心 心配なし!」
(無能唱元先生)
「愛してます・ついてる・嬉しい・楽しい・感謝してます・
幸せ・有難う・許します」(斉藤一人さんの“天国言葉”)
「ありがとう・愛しています・ごめんなさい・許して下さい」
(ホ・オポノポノ)
「よくなる よくなる ありがとさん」
(飯島貫実先生)
「健康・幸福・成功・平和・大丈夫!」
(加藤治療室)
少しマニアックな、言霊(ことたま)としての一音一音の響きによる真言も御紹介しておきましょう。
(注・・・細かいことですが、下に示しますような音の響きによる言霊は「ことたま」と読み、上のような意味のある言葉は「言霊(ことだま)」と読むのだそうです。)
「オン・アボギャ・ベイロシャノウ・マカボタラ・マニハンドマ・
ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」 (光明真言)
「ノウボウ・アカシャ・ギャラバヤ・オンアリキャ・マリボリ・
ソワカ」 (虚空蔵求聞持法)
最後に御紹介するのは、中村天風先生の力強いお言葉です。
「私は力だ。力の結晶だ。何ものにも打克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも 運命にも 否 あらゆるすべてのものに打克つ力だ。
そうだ 強い強い力の結晶だ。」 (中村天風師)
今回ここに御紹介しました一つ一つの御言葉は細かい説明を致しませんが、どの言葉も影響力のある、素晴らしい御言葉だと思います。
インターネットで調べてみたら詳しく解説されている言葉もいくつかあると思われますので、良かったら調べてみて下さい。
とにかく、そんな良い、そして力強い言葉を、ブツブツと呪文のように唱えながら、日々何事にも負けないで、楽しく頑張っていきましょう!
最後にアファーメーションに関して、お勧めの本を御紹介しておきますので、もしご興味がありましたらお読み下さいね。
ステキな動画です。
追伸
本文の途中で、「ある教えをきっかけとして~」というようなことを書きましたが、次回の「波動調整(8)」では、その教えの一端として「脳の仕組み」について、書いてみようかなと思っています。
きっと皆様の参考にもなるのではと思いまして・・・? お楽しみに。
「波動調整シリーズ」、もうそろそろ纏めなくちゃいけないのにねえ・・・、もう少しお付き合い下さい。
